ゲーム業界版SES

  • ゲームクリエイター
  • 2023/03/01

目次

|1.ゲーム業界版SES
|2.契約形態はどのようになるのか
|3.精算幅とは
|4.報酬支払サイトについて
|5.ゲーム業界版SESで働くメリット
|6.ゲーム業界版SESで働くデメリット
|7.さいごに

 

ゲーム業界でフリーランスとして活動していくには、SES(システムエンジニアリングサービス)という方法があります。SESとは、クライアントのゲーム開発やデザイン制作などを行う為に技術を提供するサービスのことを言います。

これまでのSESは、会社で社員として雇用され、出向する方法が一般的でしたが、フリーランスとしてSES事業者と業務委託契約し、クライアント先に出向する形式も増えてきました。今回は、ゲーム業界におけるSESの構造や業界の実態について解説していきます。

|1.ゲーム業界版SES

SESとは、クライアントのゲーム開発プロジェクトに技術者を派遣し、技術を提供するサービスをいいます。その際にクライアントとベンダー(技術提供元)間で契約を結びますが、クライアントの要望により契約形態が異なります。基本的には下記に記載されているような業務委託契約になります。

1-1.SESを行う企業がとる契約形態
・業務委託契約(フリーランスはこっち) ー準委任契約
                    └請負契約
・派遣社員(契約社員)契約(こっちは社員の場合)
どのような違いがあるかを理解する必要があります。

1-2.フリーランスの場合
昨今、フリーランス自体が市民権を得て一般的になってきていることもあり、フリーランスとしていながらSESとしてベンダーと業務委託を結ぶことも選択肢の一つとなってきています。また、これはエンジニアの業界だけでなく、ゲーム業界(デザイナー/プランナー/エンジニア)でも多くの方がこの方法で活躍をしています。フローは下記のようになります。

【社員版SESとフリーランス版SESの違い】
・フリーランス版SES:フリーランサー⇔ベンダー⇔クライアント
・これまでの社員版SES:正社員⇔ベンダー⇔クライアント

|2.契約形態はどのようになるのか
 

フリーランスとベンダーとの契約との業務委託の契約は、ベンダーとクライアントとの契約内容とほぼ同等の内容になることが多いです。準委任か請負か、精算幅はどうなるのか、報酬の支払サイトなどチェックすべきポイントを確認していきましょう。

 2-1.業務委託契約
業務委託契約とは、特定の業務を個人や他の企業に委託する契約のことを指します。
正社員のように雇用契約ではなく、特定の業務を依頼する際に締結される契約です。 
特定の業務のみを依頼できるため、期間の決まっているプロジェクトなどで、外部に任せたいときによく使われる契約形態です。 
売れるゲームタイトルはほんの一握りです。そこでゲーム会社としてはすべて正社員などで固めてしまうと、うまくいかなった時に給与などのコストを何かしらで補わなく手はいけなくなります。業務委託の契約だと、一定の期間での契約を結ぶことで経常的なコスト払う必要がなくなるため、業界では良く利用されています。
この業務委託契約は、大きく2種類あります。それが「委任契約/準委任契約」と「請負契約」で、準委任契約は、業務委託契約のうちのひとつになります。

委任契約/準委任契約】
委任契約/準委任契約とは、特定の業務を行なうために定める契約です。業務が法律行為でだと委任契約、法律行為以外の業務は準委任契約になりますので、ゲームクリエイターでいうとすべて準委任契約での契約となります。
また、業務委託契約は仕事を依頼する側に指揮命令権が発生しないことが特徴としてあげられます。例えば、企業と雇用契約を結んでいる一般的な正社員は、指揮命令権がある雇用者から業務上の指示や命令を受けて仕事を進めていますが、業務委託契約では発注側に指揮命令権がないため、業務の進め方や労働時間、残業や休日出勤などに関して指示を行えないのです。
ただ、厚生労働省『「労働者派遣・請負を適正に行うためのガイド」のQ&A』で、「請負事業主の業務の効率化、各種法令等による施設管理や安全衛生管理の必要性等合理的な理由がある場合に、結果的に発注者と同様の就業時間・休日、服務規律、安全衛生規律等となったとしても、それのみをもって直ちに労働者派遣事業とは見なされない」とも記載されてますので、一部例外もあります。 

2-2 準委任契約の種類 
2020年4月に施行された改正民法で、委任契約(準委任契約)は履行割合型委任、成果完成型委任 に定義されています。

①履行割合型委任 
履行割合型委任とは、労務に対して報酬が支払われる形式です。大規模ゲーム開発など開発業務において、業務時間や工数など業務量に応じて報酬が支払われるものです。 
改正民法によって、仕事を受けた側の受任者は、業務の履行が不能となった場合や、何かしらの理由で契約が途中で終了した場合であっても、責任の有無にかかわらず履行の割合に応じた報酬を請求できるようになりました。(改正民法第648条第3条) 
②成果完成型委任 
成果完成型委任とは、「成果物」に対して報酬が支払われる形式です。例えば、3Dキャラクターモデル1体完品したら、委任者から報酬を受け取るような形式の契約です。 改正民法によって、仕事を受けた側である受任者は、契約解除になった場合も、委任者が関わった割当に応じて報酬を請求できるようになりました。(改正民法第648条の2第2項、第634条) 

2-3準委任契約と請負契約の違い
 準委任契約と請負契約の責任範囲や義務についての違いもいくつかあります。どういった違いがあるのか見てみましょう。

①受任者の義務
最も大きな違いが、仕事に対する完成義務があるかどうかになります。請負契約では、受任者は受けた業務を完成させて、成果物として納品する完成義務があります。一方で準委任契約は、受任者は業務を遂行することが目的で、業務を完成させる義務はありません。

②契約不適合責任(瑕疵担保責任) 
請負契約にかかるのがこの.契約不適合責任(瑕疵担保責任) になります。
契約不適合責任(瑕疵担保責任)とは、受任者が完成させた成果物に瑕疵(欠陥や品質不良などの不備)があった場合に、受任者が負う責任のことをいいます。
請負契約には、契約不適合者の責任が発生しますが、準委任契約には発生しません。 

③善管注意義務 
受任者が依頼された業務を行う場合には、受任者の能力や社会的地位から考え、通常要求される程度の注意義務を払うわなければなりません。民法第644条では「受任者は委任の本旨に従い、善良な管理者の注意をもって事務を処理すべきである」旨規定されています。請負契約ではこの義務が発生せず、準委任契約の受任者に善管注意義務が発生します。

④中途解約 
請負契約の場合、成果物を完成させる前であれば、依頼者は契約を解除することができます。ただし、発注側が中途解約するケースでは、受任者に対する損害を賠償する義務が発生します。 
一方、準委任契約では、相互いつでも契約を解除できます。準委任契約は、業務を遂行することが目的であるため、業務が不要になった時点で解約できてしまいます。ただ、相手方が不利なタイミングで解約した場合には、損害を賠償する義務が発生します。

⑤再委託 
請負契約では、再委託や下請けへの依頼が可能ですが、準委任契約では原則できません。 ただ、あくまで原則としているので、企業などの場合、委任者の承諾が得られれば、受任者は再委託することができます。 

2-4.業務委託契約と派遣契約の違い
業務委託契約と派遣契約の違いは、指揮命令権がどこにあるかになります。業務委託契約の場合は、指揮命令権がベンダー(技術提供元)側にあり、派遣の場合はクライアント側(派遣先)に指揮命令権があります。
また派遣には一般派遣と特定派遣があり、一般派遣は派遣登録をしている派遣社員をクライアント側に派遣する形態(登録型派遣)で、特定派遣とは、社員として雇用してる労働者をクライアント側に派遣する形態(常用型派遣)をいいます。SES企業では特定派遣を行う企業が多かったのですが、労働者派遣法の改定により、平成30年10月以降は特定派遣のみを行うことが事できなくなりました。一般派遣事業許可を得ている会社のみ派遣が可能です。

|3.精算幅とは

精算幅とは業務委託の契約において、月額の基本単価を決めて、それに対する基準時間を設けて、その基準時間から上限、下限の時間を設定、その上下の間の時間幅のことを指します。この設定された時間の範囲だと金額が一定になり、残業代などは支払われないということを、しっかり理解しておくことが必要になります。

3-1.精算方法について
報酬の計算の元となる精算方法として、契約時に基本単価に対する基準時間に上限時間と下限時間を設定します。その上で契約時に定められた基本単価と設定された超過金額及び控除金額の設定を行い、設定された時間を超過/不足した場合にこの金額を元に精算を行ないます。精算方法として、中間割(中割)、上下割、固定精算があります。

3-2.中間割(中割)
中間割とは、実際の稼働時間が超過または控除が発生する条件となった際に、基本単価を上限時間と下限時間の真ん中となる時間で割った金額のこと。実際に超過・控除した時間の分を精算する方法で、精算幅内の時間当たりの単価は同じになります。

(中間割精算)
基本単価:500,000円/月
下限時間:140時間
中間値:160時間
上限時間:180時間

 ・上限時間と下限時間の中間値を割り出します。
上限時間 +下限時間 ÷ 2 =中間値
180時間 + 140時間 ÷ 2 = 160時間

基本単価を中間値で割った金額を中間割金額として設定されます。
基本単価 ÷ 中間割 = 中間割金額
500,000円÷ 160時間 = 3,125円

【超過した場合】
契約時に定められた精算幅の上限時間を上回った場合に超過精算されます。
190時間だった場合、上限時間を上回った分(10時間分)が精算されます。

・請求額の計算式
基本単価+ (超過精算額×超過時間)=531,250円
500,000円 + (3,125円 × 10時間)=531,250円

【不足した場合】
契約時に定められた精算幅の上限時間を下回った場合に精算されます。
130時間だった場合、下限時間を下回った分(10時間分)が精算されます。

・請求額の計算式
基本単価– (控除精算額 ×不足時間)=請求額
500,000円 – (3,125円 × 10時間)=468,750 円

3-3.上下割
上下割とは上回った場合は、上限時間で基本単価を割った金額、下回った場合は下限時間で基本単価を割った金額を実際に超過・控除した時間の分を精算する方法です。そのためそれぞれ1時間当たりの単価は異なることになります。

 (上下割精算)
基本単価:500,000円/月
上限時間:180時間
下限時間:140時間

【超過した際】
超過時は、基本単価を上限時間で割った金額が超過金額と設定されます。
基本単価÷上限時間=超過金額
500,000円÷ 180時間 = 2,777円
契約時に定められた基本単価に対する基準時間を実稼働時間が上回った場合に超過精算されます。

(超過精算に関する計算例)
月間就業時間が190時間だった場合、上限時間を10時間上回った分が精算されます。
請求額の計算式
基本単価 + (超過精算 ×超過時間)=超過精算額
500,000円 + (2,777円 × 10時間)=527,770円

 【不足した際】
不足時は、基本単価を下限時間で割った金額が控除金額と設定されます。
基本単価 ÷下限時間 = 下限金額
500,000円 ÷ 140時間 = 3,571円
契約時に定められた基本単価に対する基準時間を実稼働時間が下回った場合に精算されます。

(控除精算に関する計算例)
月間就業時間が130時間だった場合、下限時間を10時間下回った分が精算されます。
請求額の計算式
基本単価– (控除精算 ×控除時間)=控除精算額
500,000円 – (3,571円 × 10時間)=464,290円

3-4.固定精算
固定精算とは上記のような時間幅を設けずに、固定で支払われる計算方法です。
そのため残業が発生した場合でも、就業時間が短かった場合でもすべては基本決まった金額のみが支払われる形となります。営業日が少ない月に控除の対処にならないという利点がある一方で過酷な稼働時間が課せられてしまうケースもありますので注意しなければなりません。固定精算の場合、必ず以下の内容を確認した上で契約を結ぶようにしましょう。

※精算方法における注意点
・精算を行うということは稼働に対しての報酬が左右されるということです。注意すべき事項を予め把握しておかなければ不都合な精算条件を知らずのうちに了承してしまったということもあります。契約時に精算方法について漏れがないようしっかりとチェックしておきましょう。
 ・稼働時間が過酷でないか予め確認を行いましょう。
基準は営業日×8時間で計算をして照らし合わせて見ると良いでしょう。180時間を予め超えることを想定している現場は危険です。想定した金額で契約を結ぶか、あまりにも残業が多く発生(180時間超)した際には、相談できるかどうか確認しておくとよいでしょう。
 ・稼働時間が少なかった場合でも基本単価の精算に変更がないか確認を行う。
就業先によっては顧客の営業日の都合や閑散期などの場合に控除について相談が入る場合があります。これらは契約前に必ず確認をしておきましょう。

3-5.作業時間単位
 作業時間単位について、各社それぞれ考え方が異なります。時間単位が短ければ短いほど受任者側が切り捨てなく精算を行えます。要は、単位が大きいほど切り捨てられて損をしてしまう金額が大きくなってしまいます。クライアント先およびベンダーのルールに則って決められることが多いですが、精算単位が60分などの場合はあまり条件が良くないので一度、交渉または確認をしてみるとよいでしょう。実態には、15分もしくは30分単位での精算が一般的です。

【作業時間精算単位】
日・・・ 1分、10分、15分、30分、60分
月・・・ 1分、10分、15分、30分、60分

3-6.クライアントの営業日数がどうなるのか
案件によっては休日出勤を要請されるケースや年末年始等、就業先によって休暇日が変わってくる場合があります。精算幅が設けられている場合、営業日が少ないことによる控除時間の発生する場合などは、予め注意をしておく必要があります。例えば顧客と精算幅を下限150時間で設定していた場合、18営業日の月は毎日漏れなく8時間働いても累計144時間となり、6時間分の控除精算が発生してしまうことになります。そういった場合でも、報酬がどうなるのかしっかりと確認しておく必要があります。

【控除が発生してしまう場合】
2022年1月祝日と顧客が設定する特別休暇の影響で18営業日。全て出勤で1日8時間を予定通り就業しても控除の発生してしまいます。

(請求額の計算方法)
2022年1月の累計稼働時間 = 134時間
精算幅=140時間~180時間
基本単価–( 控除精算 ×控除時間)=控除精算額
500,000円 – (3,571円 × 6時間)=478,574円

※精算方法について確認
必ず上下割または中間割なのかの確認、そして精算幅の確認を行いましょう。
他にも精算方法を確認する際に抑えておくべきポイントを記載致します。 

3-7.日割りの精算方法を確認
主に月の途中から案件に就業する際に取り決める日割り精算方法についても確認をしましょう。一般的には実際に稼働する合計営業日を該当月の全体営業日で割ったものを人月分の係数として設定し、基準時間と掛け合わせて日割りで計算をします。精算幅については、日割計算で出した日数をもとに算出します。

(日割り精算計算方法)
<前提>
基本単価 :500,000円
精算幅  :140時間 (下限)- 180時間(上限)
稼働日数 :10日稼働/20営業日中
人月係数 :0.5人月 

基本単価×人月係数=日割り精算額
500,000円 × 0.5人月 = 250,000円

|4.報酬支払サイトについて
 

支払いサイトとは、支払い期間のことをいいます。給与と同じで、働いた期間の最終日から、何日後に支払われる払われるのか、その期間のことを指します。
会社員ですと、6月末までの勤務分は7月25日に給与振込がされるなど20日~30日程度で振込されるケースが多いかと思います。フリーランスの場合は、一般的には締め後30日~60日程度が多いです。良心的な会社だとだいたい30日になります。
あまりにも長い会社よりも、通常の期間の方が安心して取引ができると思いますのでそのあたりも十分確認してから契約を行ないましょう。
資金的に厳しい場合などは、即日入金サービスなどもありますので、そういったサービスも導入してみるとよいでしょう。

|5.ゲーム業界版SESで働くメリット


これまで、SESでの働き方、契約の仕組みなどを説明してきましたが、実際ゲームクリエエイターにとってフリーランス版SESで働くメリットはどこにあるのか確認してみましょう。

5-1.様々な経験が積める
SESで働く一番のメリットは、様々なプロジェクトを経験でき、技術に触れる事が出来ることです。クライアント側に就職するわけではないので、同じ仕事をし続けることはほとんどありません。プロジェクトが終了すれば、新しいプロジェクトに関わることができるので、様々なタイトルやジャンル、プラットフォームの経験をすることができ、経験値を高められる事から、将来的なゲームクリエイターとしての価値を高めやすいのです。
また、自分の興味がある技術がある場合、それを学び自己研鑽において実績を上げれば、転職しなくても興味のある分野に関わる事が出来るのです。

5-2.残業のコントロールがしやすい
実は、準委任契約で結ぶフリーランスは、残業時間がコントロールしやすいです。
業務を遂行する事に責任を持つので、リリースに間に合わないから徹夜して作業をするといった事は発生しづらいのです。そして、労働時間に対して対価が支払われますので、残業すればしただけクライアント側にコストがかかるので、クライアント側は無駄な残業をさせないようにするのです。

5-3.意外と収入は安定
フリーランスは、収入が不安定でこわいと思っている方もいらっしゃいますが、ゲーム業界のフリーランスはSESという選択をすれば、割と安定して仕事をもらうことが可能です。理由は、3か月、6か月など長期的に契約期間を結ぶことができるのと、プロジェクトが継続次第そのまま延長され1年、2年継続されるケースも多いです。またゲーム業界は人材不足なため、プロジェクト終了しても期間をあけることなく次のプロジェクトに参画することができます。

5-4.収入の面
報酬について、これが正社員の時と比べて、10%~20%程度収入を増やすことが可能です。これには理由があります。正社員だと、会社には社会保険や福利厚生など、1人1人に給与以外のコストがかかっていて、その負担がなくなるため、単純にその分収入が増やすことができるのです。一方で、個人で国民年金、健康保険や税の支払なども発生する可能性もありますのでご自身でシミレーションをしておくとよいでしょう。

|6.ゲーム業界版SESで働くデメリット


6-1.市場にあったスキル、経験を積んでいかないと時代に置いて行かれる
ゲーム業界は新しいツール、プラットフォーム、ゲームの傾向の変化など目まぐるしく環境が変わります。第一線で活躍できていたのに、1年後にはそのスキルのプロジェクトは全くなくなるなどザラにあります。案件の巡り会わせもありますが、得意なスキルと新しい知識、スキルを常に高めていかないと、フリーランスとして活躍は難しくなってきます。常に最新のゲーム動向は把握し、新しい技術にもチャレンジしていきましょう。

6-2.基本的にはサポートポジション
基本的には根幹となるところを行なうのは、そのプロジェクトを行なう会社の社員が行ないます。最近だとプロデューサー、ディレクターポジションを募集する案件も出てきていますが、大きなプロジェクトになればなるほど、正社員が行なうことが多いです。正社員で不足している部分を補ったり、即戦力としてサポートするのが外注としての役割でもあります。

|7.さいごに

フリーランス版SESは、様々な契約形態が存在したり、情報があまり出てこないため不安でチャレンジできなかったりします。しかし、ゲーム業界においてかかせないビジネスモデルであり、今後も拡大していく市場になるでしょう。また経験値を高めたい、いろんなジャンルのゲームに携わりたいゲームクリエイターにとってはとても魅力的な働き方です。構造をしっかりと理解し、自分に合ったエージェントとともに活躍してきましょう。



 ※令和2年度第3次補正事業再構築補助金により作成しております。