2.ゲームクリエイター就職に向けた準備

  • ゲームクリエイター
  • 2023/01/01
eyecatch

 

2.ゲームクリエイター就職に向けた準備

ここでは、ゲームクリエイターの就職活動に向けた準備と、選考の流れについて紹介していきます。

◇ゲームクリエイター就職に向けた準備

・フリーランスと転職採用の違いは?面接で重視される5つのポイント
最初に、フリーランス面談と転職採用面接について、面接で重視されるポイントについてそれぞれ見比べていきましょう。

まず、企業がフリーランスを採用する第一の目的は、即戦力の採用です。これまで基本的に必要とするスキルを身に着け、経験をしてきた方を求めています。

そのため面談では、「どんな経験をしてきたのか」、「どういう知識を持ち合わせているのか」、「実際にプロジェクトアサインされた際、即座に活躍できるかどうか」の3点を重視しして審査が進められます。

続いて転職採用については、ポジションにもよりますが、今後長期的に会社に貢献できるかという視点も入ってきます。つまり上記の3項目に加えて、「志向性」や「協調性」などの観点が選考基準に加わってくるというイメージを持っておきましょう。

 

【面接で重視される5つのポイント】

1.経験
2.知識
3.「即戦力」性
4.志向性(転職採用の場合)
5.協調性(転職採用の場合)


・職務経歴書やポートフォリオの作成には細心の注意を

次に、面接に先だって、エンジニアやプランナー系は職務経歴書(スキルシート)が必要になります。デザイナーの場合は、それに加えポートフォリオも用意しておきましょう。

注意点として、ゲーム業界では開発に携わった案件のタイトルや画像が記載できないケースも多々あります。退職前には会社などに、スキルシートへ記載可能かどうか確認しておくと良いでしょう。思わぬトラブルに見舞われないよう、細心の注意を払って書類の作成に臨みましょう。


◇選考の流れ

ゲームクリエイターへの応募は、主に「直接応募」と「エージェント窓口を通しての応募」の2通りが考えられます。転職の場合は「直接応募」を選ばれる方も多いと思いますが、フリーランスとしての参画する場合はエージェントの利用も考慮に入れてみましょう。

直接応募の場合は、社員として採用に足りる人材かどうか特に慎重な判断を要するため、選考も長くなることが考えられます。書類選考の後、面談も1次から3次まで、加えて役員を交えた最終面談を経てようやく採用となる場合もあります。

一方、エージェントを利用して選考に臨む場合、案件自体もエージェントが保有している場合が多く、面接は多くて2回という場合がほとんどです。

【主な選考の流れ、2パターン】
・転職の流れ(直接応募)
応募→書類選考→1次面談→2次面談→3次面談→最終面談→就業

・フリーランス案件参画までの流れ(エージェント利用)
エージェント窓口相談(※)→応募→書類選考→最終面談(多くて2回)→参画
※直接の場合はないが、フリーランス案件はエージェント保有が多い

※令和2年度第3次補正事業再構築補助金により作成しております。